予備試験でマスターする知識はとても多いです。最短最速で合格を目指すなら「速読術のマスター」も検討したいところ。
ちょっと待った!速読の目的は?
速読の目的は何でしょうか?やはり基礎事項をスピーディーにマスターすることでしょう。
もっとも一般的な速読は小説などのラフな文章が対象で、予備試験でマスターする法律は、速読より理解が求められます。
法律科目を最速でマスターする方法とは?
これは「徹底した繰り返し」、これにつきます。
予備試験に一発合格し、その後大手予備校の講師になられた方は、「論証集を100回繰り返した」と話されています。すごい繰り返し量です。
実際にLEC予備試験講座の入門講座では3周して重要事項をインプット、アガルート予備試験講座の総合講座300でも3周して重要事項をインプットします。これも「繰り返し」のひとつです。
頭の良しあしではないんです。徹底した繰り返しこそ、最短最速で予備試験に合格する方法です。
もちろん繰り返しにより基礎事項がマスターできれば、論文の勉強で、参考答案やテキストも自然と読むスピードが速くなります(つまり速読)。
具体的な繰り返し方法は?山口真由さんの「7回読み勉強法」がベスト
「効果的な繰り返しの方法を知りたい」、そんな受験生の方におすすめなのが、弁護士の山口真由さん(テレビでもおなじみ)の「7回読み勉強法」です。
おすすめポイント
- 具体的な繰り返しの方法が、詳しく説明されている
- 司法試験合格者で、本の中でも基本書の読み方を扱っている
- メンタル対策も
- 文庫版では、英語の速読法が巻末にあり、予備試験受験生に役立つ
【山口真由先生の動画解説】『「7回読む」だけでインプットする技術、その実践法教えます!』
最初に全体像を知ることも速習に役立つ
学習の最初に7科目の全体像を知ることも早期のマスターにつながります。
もちろんLEC予備試験講座の入門講座やアガルート予備試験講座の総合講座300では、最初に全体像をつかむ講義を用意していますし、資格スクエア予備試験講座でも「7科目入門講義」がコースに含まれています。
つまり最初に全体像をつかむことは、きわめて効果的なんです。
なお、独学の方は「入門テキスト」が書店で販売されているので、7科目分を購入されるといいでしょう。
速読術をマスターすると記憶力も伸びる
さて「速読術」ですが、ソフトや通信講座があります。
予備試験受験生の方は、勉強のほか読書や仕事の書面に目を通すことが多いでしょう。そんな時には「速読術」が役立ちます。
速読術のトレーニング方法は、会社により異なりますが、早く読み進めるためには、読んだ内容を記憶しておく必要があるので、「記憶を強化する」トレーニングが組み込まれています。
速読術は飛ばし読みではなく、内容理解の正確さを保ったまま対象物の理解を目指します
速読解Biz、社会人の業務効率改善や読書量アップに役立つアプリ
速読スピードのアップはもちろんのこと、処理スピードの向上が期待できる【速読解Biz】です。
速読解Biz
- 「速読力トレーニング」「読解力トレーニング」「脳力トレーニング」「各種機能」の4つで速読術をマスター
- 自宅でトレーニングできる
- 利用回数は無制限
速読解Bizを運営するのは、一般社団法人 日本速脳速読協会。子供向け速読教材や英語の速読教材を開発するなど、速読のプロ。安心して受講できます。
ユーキャンの速読講座、筆者も実際に読書スピードを4倍に
通信教育のユーキャンによる「新・速読講座」です。
ユーキャンの新・速読講座
- 「視線を素早く移動するトレーニング」「単語を絵に置き換えるトレーニング」「処理能力を早くするトレーニング」など、ステップを踏んで無理なく速読をマスターできる
- 添削指導があるので、適切な指導が受けられる
筆者は10年ほど前に、ユーキャンの速読講座を修了しました。最速で分速3,000字(従来の4倍程度)まで伸びました。
その後、トレーニングをさぼると読書スピードは落ちるものの、速読のシステムが分かったことは非常に大きかったです。
参考「ユーキャン速読講座を受講した感想「速読はテクニック、誰でもマスターできる」」
ソースネクスト「特打式® 速読」
ゲーム感覚で速読がマスターできるのが、「特打式® 速読 」です。
特打式® 速読
- ゲーム感覚で楽しく取り組める
- 低価格だが、視野拡大・脳トレ・イメージトレーニング・実戦トレーニングなど、一通りそろっている。
筆者はこのソフトも体験しています。ユーキャンの後だったので、劇的な速度アップはありませんでしたが、これから速読にチャレンジされる方に十分におすすめできる低価格ソフトです。
参考「特打式速読(ソースネクスト)で速読をマスター」
【まとめ】速読術はテクニック!トレーニング次第
ここまで速読術についてまとめてきました。
予備試験のテキストには速読はなじみませんが、その後の学習や普段の仕事などには、処理力アップも含めて役立ちます。
ぜひ一日でも早くチャレンジしてください。