膨大な知識を効率よくインプット!
人気の予備試験ですが、令和4年度の出願者数は16,145人、そのうち15,637人もの方が合格証書を手にできませんでした。
短答・論文・口述の各試験で、法律7科目、法律実務基礎科目、選択科目さらに一般教養と出題範囲も広い。最終的な合格率は数%です。
ここ数年はだいたい3%台から4%台の合格率です
このような難関試験の予備試験に合格するには、効率よく試験対策を進めたいところ。特に学習時間に制約のある社会人受験生の方は、スキマ時間も無駄にしない通信講座がおすすめです。
おすすめの通信講座まとめ
ここから実績ある大手予備校を中心に、おすすめの通信講座を厳選します。
通信講座 | おすすめポイント | 詳細 |
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LEC↓ (5.0 / 5.0) | 司法試験の指導開始は1979年(指導歴45年)というレジェンド的予備校。伝統と実績の入門講座、2年・1年コースのほか、待望の低価格講座「スマホでS式入門講座」まで。各種割引キャンペーンも。公式LEC予備試験講座(無料お試し講座あり) | 詳しく |
資格スクエア↓ (4.5 / 5.0) | 令和4年度予備試験合格率は22.8%(全国平均の6.29倍、注2)。元伊藤塾の高野泰衡先生の基礎講義の分かりやすさ。業界トップレベルの論文添削数210通で、予備試験の最短最速合格を目指す。公式資格スクエア予備試験講座(無料お試し講座あり) | 詳しく |
スタディング↓ (4.5 / 5.0) | コスパ・タイパで選ぶならスタディング。受講者数20万人(2023年3月現在、全コースで)を突破した人気の通信講座。 豊富なAI機能(学習管理機能など)があるから、忙しい社会人におすすめ。公式スタディング予備試験講座(無料お試し講座あり) | 詳しく |
東京リーガルマインド(LEC)
最初におすすめしたいのが、東京リーガルマインドです。LEC予備試験講座です。
LEC予備試験講座の特長は何と言っても「講師力」。S式シリーズでお馴染みの柴田孝之先生や、他スクールを含め豊富な講義経験がある赤木真也先生、新司法試験の上位合格者である永野康次講師など、多彩な講師陣による講義。
余談ですが、伊藤塾塾長の伊藤真先生や、アガルールアカデミー代表の工藤北斗先生も、LECで受験指導を行っていました。それぐらいLECは歴史があり、また実績のあるスクールなのです。
LECでは300時間近い入門講座から、徹底した論文対策、そして口述試験対策まで幅広いラインナップが用意されています。また短答式対策には欠かせない「完全整理択一六法」の製作・発行もしています。
また各種キャンペーンも実施しています。「早得」や「タイムセール」など割引セールもあるので、一度公式サイトをご覧になってみてはいかがでしょうか。
資格スクエア
次にお勧めしたいのが、資格スクエア予備試験講座です。
資格スクエアは通信講座に特化したスクールで、従来のスクールよりも費用が手軽になっているのが特長です。
また講義も司法試験や予備試験の上位合格者陣と、従来の大手予備校もびっくり。上位合格者だから分かる無駄のないインプット。そして短答式から最難関の論文式試験など、予備試験の合格から逆算したカリキュラムを採用。
令和4年予備試験では、全国平均の6.29倍の合格率を残しました
↓資格スクエアの詳細はこちら、予備試験の傾向と対策などおすすめコンテンツも。
スタディング司法試験予備試験講座
そして最後にご紹介するのが、スタディング予備試験講座です。
スタディング(旧、通勤講座)は名前にあるように、通勤時間中とか「いつでも」「どこでも」「何度でも」スタディできるオンライン通信講座。難関国家資格を中心に講座を展開しており、受講者数も全コースで16万人を超えています。
【わかりやすい動画】
このスタディング司法試験予備試験講座ですが、「インプット講義」はもちろんのこと、「論文の書き方」「過去問演習」などアウトプット講座にも力を入れています。
司法試験予備試験に挑戦したものの挫折した方が少なくありません。それはマスターすべき学習量と比較して、忙しく十分な学習習慣が確立できないためです。
そこでスタディングでは、
- 1単元の講義が短く、スキマ時間で学べる
- 初心者でもわかりやすいビデオ+音声講座
- AIを駆使した、時間を無駄にしない効率的な復習システム
- 段階的なアウトプット学習で合格力アップ!
- 論文式対策は基本となる書き方から学べる!
- 挫折しそうな時も仲間がいるぞ!学習仲間機能。
など、工夫されたカリキュラムが特長。もちろんオンラインに特化した講座なので、低価格で気軽に予備試験にチャレンジできます(無料お試し講座あり)。
↓スタディング予備試験講座の詳細はこちら。公式ホームページでは具体的な1日のライフプラン(スキマ時間を利用した受講方法)もご提案。
【動画】「令和2年度 司法試験合格 本間一平さん」。講座の受講方法も。
【つねに確認】受験開始から合格までのロードマップ
予備試験試験は決して簡単な試験でありません。最初に受験開始から合格後までのロードマップを確認しておくことが大切です。
そして今どこにいて、何をすべきか?明確にしておきましょう。
全部で17のステップです
- 【受験開始】予備試験試験の出題分野や傾向、合格ラインなどを確認
- まずは敵を知ることから。特に満点を目指すのではなく、合格ラインの突破を目標にしましょう。合格ライン・出題科目ほかサルでもわかる試験ガイド 令和5年予備試験試験の出願期間は?願書(受験案内書)の入手方法は?
- 合格者の勉強法を知る
- PDCAサイクル(Plan(計画)・Do(実行)・Check(評価)・Action(改善))を繰り返すことがビジネスの鉄則ですが、予備試験試験は年1回の実施なので、合格者の勉強法=Check(評価)から始めます。失敗は許されません。合格者の学習方法まとめ
- 入門書・漫画の利用
- 通信講座の利用でも独学でも予備試験や入門書の利用はおすすめです。最初に全体像がスピーディーにつかめます。予備試験漫画まとめ 入門書(入門ガイド)まとめ
- 自分に合った通信講座を選ぼう
- 合格率や授業時間、価格、フォロー体制、講師の教え方のうまさなど、ご自分にあった通信講座を選びましょう。
- 論文答練で得点力をつける【再受験生】
- LEC・アガルートほか、実績ある答練で論文試験の突破力を!
- 苦手分野の克服
- 苦手分野の克服が合格への近道です。勉強法など動画も参考にしてください。
- 法改正や最新情報の確認
- 予備試験試験に限らず、法改正分野は狙われることが多いです。スクールからの最新情報をフォローしてください。
- 模擬試験の受験<短答式>
- 全体でのウエイトは低いですが、短答プローパーの知識の定着など本番同様の模擬試験で確認しましょう。
- 直前講座の受講も
- 苦手分野の克服はもちろんのこと、的中講座の利用も
- 出題予想を利用
- 予想動画の利用も
- 【短答直前】応援動画でやる気アップ!
- あとは精神力で乗り切りましょう。そんなモチベーションアップに役立つ応援動画です。
- 【短答試験を受験】解答速報で予想ボーダーや出題傾向などをチェック
- 予想ボーダーに一喜一憂するのはダメです。フィードバックが大切です。
- 論文対策
- 本試験レベルの論文答練を受けましょう
- 【論文試験を受験】解答速報で予想ボーダーや出題傾向などをチェック
- 論点に一喜一憂するのはダメです。LECなどの解説動画で分析しましょう。
- 口述試験対策
- 口述対策ガイダンスや口述模試など。旧司法試験と異なり「落とす試験」なので十分に対策を!
- 翌年5月の司法試験へ
- ステップアップを目指す
辰巳予備試験講座の西口竜司先生も、法曹資格のほか中小企業診断士の資格を持っています
まとめ
ここまでおすすめ通信講座として、アガルート、資格スクエア、スタディング、LEC東京リーガルマインドについてご紹介してきました。
このほか予備試験対策講座として、Wセミナー、辰巳法律研究所、伊藤塾などがありますが、合格実績やコストパフォーマンスなどの点から、まずは上の4スクールを検討されてみてはいかがでしょうか。